諸行無常

溶けて消えた海の様な

黎明

 

 

骨格を失う温度それはおれたちが思うより
不完全 未完成 無自覚
知らないだけでずっと側にいたみたいだ
おれは夢を見ているのか
そんなことすら分からない
ラリってる日々でも
変わらずにビートを刻むスピーカーと心臓
早くコイツを止めてくれよ
おれには手が届かないみたいだからさ
ちょっとだけ君の手を貸してくれ
なんて言ってるけど
今何時かすら曖昧な脳みそ
カーテンの隙間は薄暗く
早朝かそれとも夕方か
まあそんなことどうでもいい
いまはもう少しだけ眠っていたいんだ
1人じゃおれは起きれないからさ
気が向いた時でいい 声をかけてくれ


じゃあ  それまで    ばいばい